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2006年11月 5日 (日)

イタリアの虫

戦後のイタリアで数々の小型レーシングスポーツが誕生、親愛の情をこめて「イタリアの虫」とも呼ばれています。
この虫はレースでの活躍を夢見るクルマ好きが入手しやすいフィアツト製コンポーネントを流用しながら製作したもの。
ワンオフモデル製作メーカーからある程度の規模で製作するメーカーまでバラエティに富んでいました。

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そのメーカーの一例は
オスカーOSCA  
スタンゲリーニ Stanguellini
チシタリアCisitalia
モレッティMoretti
コンレロConrero
バンディーニBandini
エルミーニErmini
シギノルフィSighinolfi
ジルコGilco
シアタSiata
ジャウルGiaur
ロンバルトLombardo
です。

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ミッレミリアの主役は優勝することが宿命のアルファロメオ、ランチア、マセラッティ、フェラーリなど。
では、イタリアの虫は主役なれないのか。
ミッレミリアのリザルト見ると主役は小型レーシングスポーツの「イタリアの虫」だということが分かります。

「イタリアの虫」は、フィアットの先行モデルであったり、ポルシェ博士の設計事務所、ピニン・ファリーナが関わったりと半端じゃないのです。もちろんのことカルロス・アバルトも登場します。

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