エミッション / CO2(二酸化炭素)排出量
地球温暖化が重要テーマ、その答えの一つとしてTSIエンジンを提案したのがフォルクス・ワーゲン。
Golf GT TSI、のガソリンエンジンはCO2削減に寄与している。
このことは、「EU(欧州連合)は2012年までに1995年比でCO2を35%削減する」ことを義務付けたとと無縁ではないと思う。
ヨーロッパの、排気ガス規制はCO2削減に重点が置かれており、CO2削減に有利なディーゼルエンジンの開発が進んでいる。(昨年のルマンはアウディのディーゼルが優勝、今年はプジョーもディーゼルで参戦予定)
日本はというと、アメリカと同じ「NOX(窒素酸化物)」と「PM(粒子状物質)」に重点を置いている。このため日本政府のCO2義務付け値はEUの値を上回っている(日本:1キロ当たり138グラム、EU:1キロあたり130グラム)。
今回Golf GT TSIを試乗した後、仕様の確認で一番に目が行ったところが「CO2削減」。
ホンダは独自でディーゼル・エンジンの開発の目処を付けたとリリースがあったが、トヨタ、ニッサンは提携に走っている。
50年排気ガス規制のときTTC、NAPSなど触媒で場を繋ぎ燃費、走りが最悪のエンジンであったことを思いだす。
言い方が適切ではないが、独自でエンジンをもたないトヨタ(ヤマハのツイカム、いすゞのディーゼル、富士重の電気)、リーディングカンパニーなのだから是非とも自社開発をして欲しいと思う。
将来はハイブリッドではなく、水素に移行する(貯蔵か内燃かは別として)、
個人的には、バラードの燃料電池方式より、BMW、マツダが推進している水素燃料の内燃機関がディファクト・スタンダードになることを期待している。
ドイツでは国策で水素ステーションが建設されるとのこと、それを支援するのがフランスの某メーカー。
EUはひとつになっている、この動きで分かる。
最後に、Golf GT TSIのような取組みを日本メーカーに是非やって欲しいと思う。
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