デミオ / スカイアクティブ試乗
ハイブリッドでもなく電気自動車でもない、マツダの内燃機関でのエコロジーへのアプローチ
それは、2008年のパリショーまで遡ります。
コンセプトカー「清(KIYORA)」は、1.3リッターエンジンで10・15モード 32km/Lの実力を持つとリリースされました。
2009年東京モーターショーで、KIYORAの心臓部「SKY-G」が公開されました。
2011年、スカイアクティブの一部機能がデミオに搭載されて登場。フルバージョンでなくとも10・15モード 30km/Lの実力を持ちます。
リアの突き上げなくなったことは、走り出してすぐに感じた。素直なハンドリング、しなやかな足、確実に止まるブレーキ。「走る・止まる・曲がる」が進化しています。
静粛性が向上し静かになった室内。進化したi-STOP、停止すると止まり、再始動の時間はアクセラの半分以下の時間と思われます。
今回も軽量化は積極的に実施されています。例えばホイルは鉄に対してアルミで一本当たり1kg。シートは鉄バネからネットに変更、軽量化と乗り心地の向上を図っています。座ってみれば違いがすぐにわかります。
スペアタイヤは鉄リム、この状態で車重が1010kg。パンク修理のキットだと1tを切っていたと思います。
スカイアクティブ第一段のSKYACTIVE-G 1.3
ツキ、レスポンスの良いエンジンです。
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コメント
この日のTBS RADIO
ペラ☆ペラコーナーで取り上げられたようです。
http://www.tbsradio.jp/kirakira/2011/06/index_14.html
投稿: 職人 | 2011年7月 3日 (日) 06時05分
お早う御座います。
これ、フィットHVとの比較、多いんですが、
様は、クルマに何を求めるかを、ハッキリさせればいいだけの話で、個人的には、自身望むものを入手すればと各種記事読んで思いました。
スタイルなど、こっちが好きですが、リアシートのキャパも個人的に重要と考えるので、それだとフィットが広く、購入するならファーストカーとしてだろうから、そうするとフィットかなと、妄想しています。
投稿: シンちゃん | 2011年7月 3日 (日) 07時58分
Sky-Gのフルバージョンが楽しみですね.新型アテンザなのかな.Sky-Dも国内販売されると面白いのですが.
投稿: akira isida | 2011年7月 3日 (日) 09時40分
ご飯食べながら娘とも話してたんですけど、今時の自動車会社で「新技術」を前面に打ち出して来るとこなんてマツダぐらいのもんですよね。
他は画一的にイメージ戦略のわけわからんCMばかり......
クルマ=しろもの家電化と言われるのもしょうがないかなと思わせられる今日この頃です。(汗)
そんな中でのこのデミ夫、
うーむむ「NDロードスター」が出るまではじっと我慢の子で様子見してなくちゃ.........
(いい加減一台ぐらいはまともな車が欲しいので興味津々)
投稿: 117おやじ | 2011年7月 3日 (日) 21時03分
職人さん
貴重な情報ありがとうございます。
応援してくださっているのですね、嬉しいです。
ラジオの放送が聴けるのですね、知らなかったです。
投稿: イノウエ | 2011年7月 3日 (日) 23時04分
シンちゃん
リッター30km/Lという比較と思いますが、コンパクトカーの比較は随分と昔から行われていますね。
ミニバンとミニバンじゃないものを同じ物差しで比べることが間違いと思います。
車は使う方の用途で決まります。
いつも後部座席に大人の男性が座るなら選択肢は沢山あります。ミニバンは軽からありますから。
投稿: イノウエ | 2011年7月 3日 (日) 23時15分
isidaさん
フルバージョンが楽しみです。
CX-5とアテンザからでしょうね。
噂では「靭」ぽいのがアテンザのバリエーションにあるらしいです。
こればかりは市販されるまで分かりませんが「夢」が出てきました。
そうそう、SKY-Dは、レーシングエンジンとしてヨーロッパで着目されているようですね。
投稿: イノウエ | 2011年7月 3日 (日) 23時20分
117おやじさん
ヨーロッパメーカーと同様に、新規エンジンを飛び道具無しに開発しているのはマツダですね。
スカイアクティブのデミオ
旧型1.3リッターとくらべて
・静粛性がとても向上した
・素直なハンドリング
・ツキ、レスポンスが向上した
・リアの突き上げが改善され乗り心地が向上した
・足がしなやかで踏ん張るように変化した
・i-Stopはアクセラより劇的に性能が向上した。
(エンジンの再始動の速さに驚きました)
など別の車のように変身しましたよ。
頑張れマツダ!
NDが楽しみです。
投稿: イノウエ | 2011年7月 3日 (日) 23時31分
このディーゼル版の圧縮比は15ちょっとですが、これは低い側の限界位です。もう少し落とすと圧縮熱が上がりません。
何よりも圧縮比が高いから、エンジンの効率が50%を超えているのですから、少々どうなのかと思ったりもします。
ディーゼルでもターボの過給があって、普通の22位になります。いくら過給しても無理があるように思えます。
とは言え、共通で作ったことには技術の進歩と言えます。
投稿: リバー | 2011年7月 4日 (月) 19時28分
リバーさん
それぞれ圧縮比を上限、下限で最適値を見出したことは素晴らしいことです。
ロータリーはディーゼルの次のようです。注目の搭載は「7」のようですね。
投稿: イノウエ | 2011年7月 5日 (火) 01時26分
今週のスポットライトも、必聴ですよ
http://www.tbs.co.jp/radio/kume954/
投稿: 職人 | 2011年7月 7日 (木) 23時55分
職人さん
情報ありがとうございます。
書籍は購入しました。
投稿: イノウエ | 2011年7月 8日 (金) 00時46分